スマホ/家電/カメラPioneer T-7070WR

パイオニアのカセットデッキですが、ヤマハのKXT９００、マランツに並んでこの当時のWデッキの名機と言えるでしょう。79800円定価、現在価格87000円税込みに相当しますが、音が最上級です。パイオニアT８１８を二台まとめて搭載していると言って
過言でないほど音質は優良です。
　　　極めて、内部は整っており部品も高級なものを使用しているので、30年～40年の経年劣化は殆ど皆無のように感じられます。店舗で展示されていたものかもしれません。かすかな傷はありますが、非常に綺麗な状態です。このような状態は通常ありえません。
1987年～89年の黄金期、の最終時期のころの製品と思われますが、この頃のパイオニアはアンプでも突出した最良の機器を製品化しておりその思想が、下位のデッキ等にも反映されて来るので素晴らしい出来になったと思われます。その後1992年以降バブル崩壊もあり、カセットデッキは金額も高いと言う理由もあったと思いますが衰退期に突入します。
　デザインが少し　ゴツイ感じですが音質は最良です。
　この機種は、細かな動作を実現するために小型の高性能なプランジャーを搭載しておりますが、経年で引っかかりうまく動かなくなる事があります。
天板を取り、引っかかりを解除すると元の動作に復帰します。
まれに振動をあたえたり、軽く叩いたたりしたら治ったと言う場合はだいたいこれですね。10年以上使用しないので止まってしまうと言う現象で一度、油も塗ってあり直ると電気的反応なのでまた止まる事はありません。
録音ボリューム等も清掃したところ、綺麗な音質とホーンの音量の大小が復活しました。デッキと言うのはカラクリ機械の塊です。内部の事を少し知っていれば簡単に解決する場合が多く、この故障も知っていれば簡単で、高級機なので電子部品の劣化は殆ど無く、現在販売されているデッキより数倍音も良いです。
黄金期のWデッキの名機には、ヤマハ、パイオニア（9090もあります）、山水、マランツ、SONYと続きますがその中の一台です。
音がよいかどうかは稼働品でないとわかりません、音がかなり良いのと整備して売っていても転売なので文句はございませんが、安いとすぐに他のサイトでお目見えするので少々高いです。御了承下さい。