4連休だけ再出品 袴パンツ 12SS キュプラ,テンセルメンズ

日本が世界に誇る伝説のブランド＝yohjiyamamoto
その中でも往年の名作を退け、名作中の名作として君臨してiLL、傑作：『袴パンツ』↑
12ssに「日本人のモデルを一切起用せずに発表」された袴パンツ。
奇しくも同年に起こった「3.11」。
その事もあってか何所か“日本”と云ふモノの象徴と結びつけて考えずに居られないのはチンきろうダケかしらん。

サイズ＊3ウェスト両サイドに4つボタン。ベルトループあり全ての人に対応。
状態＊10中7くらいカト。汚れや傷み、穴・傷等なし。タグの磨耗なし。
素材＊キュプラ55%テンセル45%
クリーニング済み。

ブランドを代表するシワギャバやコットン、スレキと様々な素材で復刻されてきた袴P。
キュプラ・テンセルの組み合わせはコチラの12ssのみ。
言い辛い事ですが、コットンの袴は扱いにくくて難しい。
シワわ出来るし歩くと重い。足に被さり巻き込むんです←個人的主観。

キュプラは元々スーツの裏地に使う素材
テンセルは強度の高い合成素材ですが、
キュプラだけだと弱いしテンセルだけだと硬い。
弱さと強さを合わせたこの素材配合の此の袴＝光が当たった時のパンツの表情、生地の靡き方、その軽やかさ友に素晴らしい逸品↑別格。
何より儚さと強さを持つなんて武士道ですワナ。

「19ssをもちましてギャバ袴は終了させて頂きます」
と云ふアナウンスがバウンス。
一体どうした事でしょう。売れ筋なのに。飽きた？
袴＝日本的象徴と云ふ構図に山本翁がウンザリしたの哉。

「だから、僕が言いたいのはそう云ふ事じゃないんだよ。コレは服だよ。僕が世界中からサンプリングしてきた服の１つだよ。日本人だけのものじゃない服と云ふ拓かれた人間の文化と歴史だよ。コレを日本的なモノと勘違いしてもらっては僕は困る」

2020オリンピック、2025年大阪万博。
戦後の混沌に生まれ高度経済成長・バブル崩壊など今日までのツブサに見て日本と共に服を作り日本に生きてきた山本翁。
この時期にギャバ袴を終いにスルと云ふことはとても象徴的な事だと思いマス。

「もののあはれ」とは感情ではなく認識なんだと本居宣長が言っておりマス。
認識とは自分だけで知り信じ、人と広く交わり初めて達する。
ソレを大和心というんだそうです。